妊娠糖尿病になって大いに迷ったのが外食です。自炊すれば糖質量やカロリーなど概ね計算出来ますが、外食はそういうわけにはいきません。しかし、幸いにも日本は糖質オフやグルテンフリーなどの健康食がブームです。チアシードやキヌアなどのスーパーフードなんかはファッションの流行のごとく次々と新しい食材がお目見えします。そのため、糖尿病患者のための食事というよりは、そのような食材や調理法を扱うことをコンセプトとしたレストランに行けば、低糖質で「美味しい」(←重要)食事が出来るのではないかと思い立ちました。そして見つけたのが、元麻布にあるレストラン「エピキュール」です。
電話予約の際も、「糖質量に制限はあるか」「食べられない食材はあるか」などとっても丁寧に対応していただき好印象。あらかじめ妊娠糖尿病であることを伝え、ランチコースを予約して向かいました。(当日予約でも席は取れました!)
ちなみに子供もOKとのことです。この点についても我が家にとってはとても有り難いです。
CaringFood course(¥3,500)をオーダーしました。
まずはスターター。メモを取っていなかったのでメニュー名や詳しいことは覚えていないのですが、こちらはこんにゃくです。酸味の利いたソースと合わせていただきます。
次に前菜。アンチエイジング3種の前菜盛り合わせ。
メインは鶏胸肉の低温調理 バロンティーヌ仕立て。
本来はパスタが先に出てくるようですが、糖質の吸収をゆるやかにするため先に肉料理を出すという提案をいただき、順番を逆にしてもらいました。
「お待ちかねのパスタですよ〜!」と言って出してくださった、燻製をかけた魚介と季節野菜のふすまのパスタ。シェフからのサービスでチアシードがけ。
全くふすまのパスタとは思えない、感動のお味。普通のメニューもあるのに低糖質メニューを一緒に頼んでくれた主人も「すごく美味しい!」と言っていました。この美味しさで低糖質・ローカロリーなら妊娠糖尿病でなくてもこちらのほうが良いと思ったくらいです。
最後にデザートとコーヒー。生チョコレートのムースです。デザートまで食べられるなんて、感激。
私はパンは抜いてもらいましたが(ふすまパンが出ます)、これだけ楽しんで総糖質は50g程度、カロリーも550kcalくらいなのだそう。コース料理を食べた後は、多少なりとも「食べ過ぎた...」と思ってしまうと思うのですが、その罪悪感が全くありません。スタッフの方にも細部までお気遣い頂いて、居心地の良いお店でした。出産までにまた訪れたいと思います^^
0コメント